窪田 徹矢院長 くぼたクリニック松戸五香 | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.019

泌尿器科

中高年にとって身近な尿の悩みを和らげたい
中高年にとって身近な尿の悩みを和らげたい
くぼたクリニック松戸五香
  • 窪田 徹矢院長
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「尿が近い」「尿が漏れるようになってしまった…」など、50歳を超えると誰にでも起こり得るのが尿の悩み。しかし、デリケートな領域であるが故に、悩みを抱えつつも医師に相談しているのは1割ほどしかいないと考えられている。「くぼたクリニック松戸五香」(千葉県松戸市)の窪田徹矢院長は、尿の問題に対応する泌尿器科の認知度を高め、地域住民の生活の質の向上を図りたいと考えている。なぜ、加齢に伴って尿の問題を抱える人が増えるのか。特に多い尿の悩みと病気、その治療法はどんなものなのか。窪田院長に聞いた。(取材日 2019年9月10日)

泌尿器科は尿の悩みに応える診療科。50歳を超えると男女ともに患者は増加

―泌尿器科とはどのような診療科なのでしょうか?

泌尿器科は簡単にいうと、尿に関するお悩みの軽減や解消を目指す診療科です。尿が近い、尿が漏れる、尿が出づらい、残尿感があるといった症状に対応しており、特に「尿が近い」「尿が漏れる」の2つのお悩みが多く聞かれます。これは、男女ともに50歳を超えると尿が近くなりやすいためで、当院の患者さんも男女比は半々でメーンは50代以上です。また当院では尿を排出する性器が関わるという意味で、男性に関しては「陰嚢がむずがゆい」「尿道に違和感がある」といったお悩みにも対応しています。

―50歳を超えると尿が近くなるのはなぜなのでしょう?

男女で理由は異なりますが、男性においては特有の臓器である前立腺が関わります。前立腺は尿道を取り囲むように位置する栗の実ほどの大きさの臓器であり、精液を構成する成分を分泌しています。前立腺は加齢に伴って大きくなる傾向があり、大きくなると尿道を圧迫するので、尿が出づらくなったり尿が近くなったりします。40歳以上の6~7割に前立腺肥大が起きて、そのうちの3~4割の人に何らかの症状(前立腺肥大症)が起こると言われています。

―一方で、女性に排尿障害が起きやすくなる理由は?

尿を溜める膀胱が過敏になり、尿が少し溜まっただけで尿意を催してしまう状態(過活動膀胱)が起こりやすくなるためです。膀胱は尿を溜めるときには緩んでいて、通常、250~300mlほどの尿が溜まると筋肉が収縮して尿意を催しますが、過活動膀胱になると100~150mlほどの尿量で筋肉が収縮して尿意を催してしまいます。「膀胱が活動し過ぎる」という意味でこの名がついています。過活動膀胱の原因は不明ですが、男女ともに加齢に伴って起きやすくなる現象で、40歳以上の7人に1人は過活動膀胱になっていると考えられています。

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中高年にとって身近な尿の悩みを和らげたい

くぼたクリニック松戸五香

場所
千葉県松戸市常盤平5丁目17−10 MAP
電話
047-710-7411
診察領域
内科、アレルギー科、外科、皮膚科、泌尿器科
専門医
皮膚科専門医、泌尿器科専門医

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