矢田 典久 理事長・院長 医療法人 やだ消化器内視鏡クリニック | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.013

消化器内科

内視鏡検査で消化器疾患を早期発見・早期治療
内視鏡検査で消化器疾患を早期発見・早期治療
医療法人 やだ消化器内視鏡クリニック
  • 矢田 典久 理事長・院長
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京都、大阪、滋賀をつなぐハブ駅として知られる、山科駅。JR・京阪・地下鉄の3路線が通る山科の駅前にあるのが「やだ消化器内視鏡クリニック」だ。中に入ると聞こえてくるのは、ジャズの軽快なサウンド。カラフルで座り心地のよいソファーが並ぶ様子は、まるでカフェのようだ。院長の矢田典久先生は、6つの専門医資格と認定医資格を保有する、消化器疾患のスペシャリスト。勤務医時代には医療機器メーカーからの依頼で超音波システムの開発に携わるなど、装置の性能にも眼識がある医師だ。苦痛のない内視鏡検査を手がける矢田典久院長に、内視鏡検査のメリットや検査が推奨される症状などについてお話を伺った。(取材日 2018年10月4日)

内視鏡による高精度の検査で、消化器の病気を早期に発見する

―内視鏡検査とは、どのような検査でしょうか?

先端にカメラがついた細いチューブを口や鼻、肛門から挿入し、消化管の様子を観察する検査です。胃カメラ・大腸カメラといったほうが、聞き馴染みがあるかもしれません。
胃カメラの観察範囲は、のど・食道・胃・十二指腸です。従来は口からカメラを挿入する「経口内視鏡」が主流でしたが、今は鼻から挿入できる「経鼻内視鏡」もあります。経鼻内視鏡は嘔吐反射(異物の侵入に対して、オエッとなる生理現象)が少ないという利点はありますが、鼻血や鼻の痛みというリスクがあります。一方、鎮静剤を用いればより高画質な経口内視鏡でも苦痛なく受けることができます。
大腸カメラは、肛門から大腸・回腸末端(小腸の末端)が観察範囲です。腸の中の便を空にしたうえで肛門から挿入します。
どちらの検査もリアルタイムに体内の様子を観察できるほか、検査後に診療室の高画質モニターで確認することも可能です。

―内視鏡検査のメリットを教えてください

他の検査と比較してみると分かりやすいですね。まず胃のバリウム検査は、影絵のように映し出された画像から凹凸や変形がないかを確認する方法ですが、小さな病変は凹凸が付きにくく、早期がんの発見は難しいといわれています。一方、胃カメラは僅かな色の変化や小さな病変でも評価可能です。
次に大腸健診として行われる便潜血反応では、陽性は約5%、そのうち2%に大腸がんが発見できるといわれていますが、出血源の特定はできません。大腸カメラは、観察するだけでなく、大腸ポリープの治療を同時に行え、大腸がんリスクを減らすこともできます。

―どのような症状があれば内視鏡検査を受けるべきでしょうか?

胃がんの家族歴がある・40歳以上・男性・喫煙・塩分摂取が多い、などが胃がんの主なハイリスク要因です。また、ヘリコバクター・ピロリ菌感染は胃がんリスクとして知られ、除菌でリスクが減らせることも分かっています。中には全く症状がない方でも悪性の病気が見つかることもあります。吐き気・胃もたれ・げっぷ・吞酸(どんさん:胃酸の上昇)・胸やけ・吐血などは、食道・胃・十二指腸に病気のあるサインです。長く続くときは、一度胃カメラを受けると良いでしょう。
また大腸の場合は、下血や、便秘・下痢といった便通不良などの症状があれば注意してください。長く続く場合は、がんやポリープが潜んでいる場合があるので大腸カメラをおすすめします。また、健診で便潜血反応陽性の方や、家族歴や症状のある方も大腸カメラを受けた方が良いですね。

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内視鏡検査で消化器疾患を早期発見・早期治療

医療法人 やだ消化器内視鏡クリニック

場所
京都府京都市山科区竹鼻竹ノ街道町33−1 MAP
電話
075-582-0080
診察領域
内科、消化器内科、胃腸科、内視鏡、予防接種、健康診断、人間ドック
専門医
総合内科専門医、消化器病専門医、肝臓専門医、消化器内視鏡専門医、超音波専門医
専門外来
睡眠時無呼吸症候群専門外来、肝臓専門外来、胸やけ外来

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