高橋 亨岳院長 港南台こどもクリニック | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.004

小児科

こどもの視点に立つ小児総合診療
こどもの視点に立つ小児総合診療
港南台こどもクリニック
  • 高橋 亨岳院長
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病気と上手に付き合う必要があるアレルギーの治療には十分な説明が必須

―アレルギー治療を行う際にはどんなことを大切にされていますか?

アレルギー疾患は完治が難しいのが現状です。ですから、投薬や生活習慣の調整などで症状を落ち着かせながら病気と上手に付き合っていくことが重要です。
食物アレルギーについては、まず詳細な病歴聴取が欠かせません。食べる量や調理の仕方によっては問題のないケースでも一律に摂取を制限されるケースがありますが、栄養学的にもアレルギーを克服するという点でも良いことではありません。問診とアレルギー検査から原因となる食物を明らかにし、安全面に十分配慮した範囲でそれらを食べていくことを勧めています。より専門的な検査(経口食物負荷試験)が必要な患者さんについては、地域基幹病院のアレルギー外来へご紹介しています。

―アトピー性皮膚炎とぜん息の治療についてはいかがでしょう?

アトピー性皮膚炎については、積極的に保湿剤を使いながらスキンケアの方法をお伝えし、ステロイド軟こうを使ったプロアクティブ療法を行います。この療法は、症状が安定している時でも間隔を空けつつステロイドを使って再発を防ぐものです。ステロイドの副作用を心配される方もいますが、適切に使用すれば患者さんの強い味方となる薬です。
ぜん息については、しっかりと診断されていないお子さんや、治療が中断されているお子さんをしばしば見かけます。喘息のような長期にわたる治療が必要な病気では、病気について十分に理解していただき信頼関係を築くことがとても重要です。診断を曖昧にすることなく、「ぜん息の症状と原因」「ぜん息の経過」「治療より予防が重要であること」について時間をかけて丁寧に説明するよう心がけています。この過程をおろそかにして漫然と薬を処方されていると、発作を繰り返して難治性のぜん息に進展する可能性があるので注意が必要です。

ドクターからのメッセージ高橋 亨岳院長

こどもたちは成長につれて一つまた一つと新たな病気にかかりますが、その多くは自らの免疫力を発揮して自然に克服できるものであり、それこそが、こどもの成長の証でもあります。熟練した小児科医はそのことをよく知っており、いたずらに検査を重ねたり不必要な投薬をすることなく、丁寧な説明で保護者の不安をやわらげ、こどもの自然な回復を辛抱強く見守ることを心がけています。こどもの病気のプロフェッショナルとして、初心を忘れることなく、患者さんの立場に立って真摯な態度で診療に取り組み続けます。

こどもの視点に立つ小児総合診療
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こどもの視点に立つ小児総合診療

港南台こどもクリニック

場所
神奈川県横浜市港南区 港南台5丁目23−30 港南台医療モール4F MAP
電話
045-836-3255
診察領域
アレルギー科、一般診療、予防接種・乳児健診
専門医
アレルギー専門医、小児科専門医
専門外来
ぜんそく専門外来、アレルギー外来

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