高橋 亨岳院長 港南台こどもクリニック | ドクターズインタビュー

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頼れるドクターが教える治療法vol.004

小児科

こどもの視点に立つ小児総合診療
こどもの視点に立つ小児総合診療
港南台こどもクリニック
  • 高橋 亨岳院長
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JR根岸線 港南台駅から徒歩10分、駅前から無料バスも運行されている港南台医療モールに入っている「港南台こどもクリニック」。横浜市出身の高橋亨岳(あきたか)院長は、神戸大学医学部を卒業後、神奈川県などで16年間、小児科医として多くのこどもを診療してきた。小児科専門医、アレルギー専門医の資格を持ち、若手を育てる指導医としても活躍。「こどもと接する診療を増やしたい」と2017年7月に開業した。「こどもを全人的に診て、丁寧に説明を尽くす診療を行いたい」と話す高橋院長に、「小児総合診療」の意味やアレルギー治療に対する心がけなどを聞いた。(取材日 2017年11月8日)

こどもに「一人の人間」として接し、家族の思いや生活背景も汲み取る

―小児総合診療とはどのようなものなのでしょうか?

「小児科を専門とする医師が、お子さんに関するあらゆる病気や相談について最初に対応する」のが、小児総合診療です。お母さんの中には、お子さんの鼻水や咳、皮膚の湿疹など、局所の症状により各科を受診される方もいらっしゃいます。確かに体の部位だけをみれば各科の医師はスペシャリストですが、全身を観察されるか、こども特有の病気や症状に詳しいか、こどもの発達のステージや個性までも考慮して治療法を選択されるかと言えば、必ずしもそうではないことがあります。
小児科は特殊な検査を行う必要のないことが大半で、丁寧な問診と視診、聴診、触診によって症状の8割は原因がわかります。総合的な診察を行えば、過度に検査を重ねたり、不要な投薬を行ったりすることなく問題を解決することが出来ます。また、小児総合診療はお子さんを適切な専門医療に導くのも大事な役割で、難しい病気について精密検査が必要であれば、信頼できる医療機関へとご紹介する、中継基地としての機能も果たしています。

―小児総合診療を行う上で心がけていることをお聞かせください。

お子さんを全人的に診ることです。こどもの全身をしっかり観察し、病気だけを診るのではなく、個性を持った一人の人格として診療に取り組んでいます。お子さんも成人と同じように一人ひとり個性や生活環境が異なりますから、集団生活やワクチン接種状況、家族構成、薬の好み、さらに保護者のお考えまで含めて、どんな治療を行うのが望ましいかを検討します。救急医療のような切迫した状況でない限り、医療には「絶対的な正解」はありません。正解はそのこどもとご家族によって異なります。ですから当院では、診断と「治療することで想定される経過」を丁寧に伝え、ご家族と相談しながら方針を決めます。

―家族への説明も重視されているのですね。

「小児科医の仕事の半分以上は保護者への説明である」と言っても過言ではありません。風邪をひいた、下痢をしている、熱が続く、など一般的な症状については、診察所見を挙げて疑われる病気と今後予想される経過についてプリントなどを用いてお話ししています。背が伸びない、歩き方が気になる、よく頭痛を訴える、まだ言葉が出ない、など、受診するべきかどうか迷うことについても、お母さんお父さんと共に考え、真摯な姿勢で向き合うように心がけています。特に子育てが初めての親御さんはお子さんが病気になると不安を抱かれますから、こちらが説明を尽くすことでその気持ちを和らげるように努めています。

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こどもの視点に立つ小児総合診療

港南台こどもクリニック

場所
神奈川県横浜市港南区 港南台5丁目23−30 港南台医療モール4F MAP
電話
045-836-3255
診察領域
アレルギー科、一般診療、予防接種・乳児健診
専門医
アレルギー専門医、小児科専門医
専門外来
ぜんそく専門外来、アレルギー外来

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