南町田かず耳鼻咽喉科・アレルギー科 鈴木 一雅 院長 | ドクターズインタビュー

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南町田を元気にする「耳鼻咽喉科の町医者」を目指す

街の頼れるドクターたちvol.083 耳鼻咽喉科

南町田かず耳鼻咽喉科・アレルギー科
  • 鈴木 一雅 院長
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東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」北口から歩くこと約2分。再開発が進むまちの一角に「南町田かず耳鼻咽喉科・アレルギー科」はある。同クリニック院長で、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 認定専門医・指導医の鈴木一雅先生は、君津中央病院や都立駒込病院、横須賀共済病院など地域中核病院の耳鼻咽喉科の医長・部長として長年にわたり活躍。1万件以上の手術症例、2万件以上の入院患者の治療に当たった経験を活かし、“耳鼻咽喉科の町医者”として新たな挑戦に臨む。開院に向けた思いやクリニックの理念、ファミリー層におすすめの治療法について、お話を伺った。(取材日 2022年4月13日)

「丁寧な診療」「納得いただける診療」「お待たせしない診療」の実践

― 開院の地に南町田を選んだ理由について聞かせてください。

南町田では2019年に大規模ショッピングモールが完成し、子育てファミリー層の方々が増えています。ただ、新興住宅地ということもあって耳鼻咽喉科が少なく、お困りの方が多いという声を耳にしていました。地域の中核病院で約30年にわたり計1万件超の手術を執刀してきた経験を活かして、地域の皆さまのご期待に応え、地域全体を元気にしていきたい。患者さまお一人お一人に親身に寄り添う「耳鼻咽喉科の町医者」「頼れるかかりつけ医」として、ご安心いただける医療を提供していきたい。こうした思いをもって開院を決意しました。

― クリニックの理念について教えてください。

ミッション「耳鼻咽喉科診療を通して、南町田周辺地域が、笑顔で安心して暮らせる社会を作る」や、ビジョン「元気な子供と親の笑顔、ニコニコした老人が溢れる社会」とともに、「丁寧な診療」「納得いただける診療」「お待たせしない診療」という3つの方針を掲げています。具体的には、「ファイバースコープ(内視鏡)の画像を大画面に映し出し、耳や鼻、のどの中を一緒に見ながら、目で見てわかるように説明する」「治療の必要性やその内容をご納得いただけるように、病気の原因や検査結果について分かりやすく説明する」「時間帯予約システムやWEB問診システムを導入し、待ち時間の短縮に努める」といった工夫をしています。耳鼻咽喉科を訪れる患者さまの人数は、季節によって大きなバラツキがあるため、待ち時間を減らすのは容易ではありませんが、予約枠の調整等により、患者さまの滞在時間を30分以内に抑えられるようにしたいと思っています。

― 来院患者数の平準化は、残業時間の削減など、スタッフの「働きやすさ」にもつながりますね。

そうですね。質の高い医療を提供し、患者さまを幸せにするためには、スタッフの力が欠かせません。福利厚生の充実にも力を入れ、スタッフ全員が「ここで働いていてよかった」と思えるような、笑顔で楽しみながら働ける環境づくりを大切にしていきたいと思っています。また、クリニックの持続的な発展、ならびに地域社会への継続的な貢献のためには、取引先との共存共栄も不可欠です。私どもは“患者さまよし・スタッフよし・取引先よし”の「三方よし」の精神で研鑽を積み重ねていきます。

注射しないアレルギー検査、鼻ファストパスで、子どもにも安心の治療を

― 地域中核病院では、どのような病気の治療に当たられていたのでしょうか。

年間約500件の手術の執刀・指導に携わってきましたが、専門にしていたのは、鼻や口、のど、上顎、下顎、耳など、顔面頭部から頸部にできる「頭頸部がん」や、鼻の「内視鏡手術」、慢性中耳炎の治療・手術などです。耳鼻咽喉科の手術や治療の原理そのものは、私が耳鼻咽喉科医になってからの約30年間でそれほど変わっていませんが、ナビゲーションシステム搭載の内視鏡など、ツールは大幅に進歩しました。高精細の内視鏡カメラの登場とともに、がんを早期のうちに発見し、低侵襲で手術する技術も格段に向上しています。クリニックでは鼻風邪や花粉症などのアレルギー、お子さまの中耳炎や扁桃炎、咽頭炎などの治療が中心になると思いますが、地域中核病院で最先端の治療に携わってきた経験は、私どもの大きな強みになると自負しています。

― ファミリー層におすすめの検査や治療法はありますか。

はい、注射しないアレルギー検査「ドロップスクリーン」は、その一例です。指先にスタンプするだけで、食べ物を含めた41種類のアレルギーを30分以内に調べることができるので、お子さまにも安心して検査を受けていただけます。それから、ご家庭では取り切れない、お子さまの鼻水を予約なしで吸引する「小児用 鼻ファストパス」もおすすめです。鼻水をしっかりと吸引し、鼻の通りを良い状態にした上で、ネブライザー(吸入器)で薬剤を吸入していただくと、内服薬を服用しなくても治癒することもあります。物理的な処置によって症状を改善させるという意味で、耳鼻咽喉科らしい治療法といえます。

― 最後に、来院を検討されている患者さまにメッセージをお願いします。

冒頭にも申し上げた通り、「耳鼻咽喉科の町医者」として南町田地域を元気にすることができるよう、日々、努力を重ねていきたいと思っています。耳や鼻、のどに関するお悩みやお困り事はもちろん、顔や首の一部に違和感を覚えるなど、ちょっと気になるといったことがあれば、是非お気軽にご相談ください。

南町田を元気にする「耳鼻咽喉科の町医者」を目指す

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住所
東京都町田市鶴間1丁目19−1 南町田クリニックビルⅡ
電話番号
042-795-3311
診察領域
アレルギー科、耳鼻咽喉科
専門医
耳鼻咽喉科専門医