街の頼れるドクターたちvol.076
本田院長:クリニックでの診療に加えて、併設のデイケアでの生活支援や復職支援のほか、訪問看護にも取り組んでいます。通院の患者様には、「眠れない」「何かに不安を感じている」など、軽度の神経症の方が多いのですが、重度のうつ病や発達障害、自閉症、統合失調症や躁うつ病の患者様も相当数いらっしゃいます。そうした方々に、お薬での治療だけでなく、デイケアや訪問看護を通じて社会生活や仕事への復帰のサポートまで行っています。私と三澤副院長の2診制で、新規の患者様を積極的に受け入れています。
三澤副院長:心と身体の両方から見立てることで、患者様の問題がスムーズに解決する場合があります。例として、不眠に悩む方には睡眠時無呼吸症候群簡易検査を行い、身体に問題がないかも診察します。また、タバコに依存してしまう方へ向けて、禁煙外来にも取り組んでいます。お子さんの発達が不安な保護者様のためには、臨床心理士や作業療法士が窓口となって医療相談を受け付けています。
本田院長:うつ病に関しては、岐阜県下のクリニックで初めて、「r-TMS治療」と呼ばれる磁気刺激を用いた最新の療法を導入しました。薬を使わない治療法ですので、薬を飲みたくない、飲んでいても今ひとつ効果がない、という方にぜひ試していただきたいですね。自費診療ではありますが、当院ではリーズナブルな費用で利用いただけます。
三澤副院長:本田院長は、ただ単に話を聞いて薬を出すような診療ではなく、患者様の普段の生活の様子から何に困っているのかまで傾聴して、原因や要因を探った上で治療方針を考えることを大切にされています。院長は私が一宮市の上林記念病院に勤めていた頃の先輩でもあるのですが、当時からその診療スタイルに共感していました。ですから、今、副院長として一緒に働けることにやりがいを感じています。
患者様にとって、精神科の受診はハードルが高いものです。そのハードルを超えて来院していただいたのですから、時間をかけて患者様の訴えをしっかり伺うことを私たちは大切にしています。
岐南ほんだクリニック
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美容と内科診療の両知見を活かした肌治療。細胞の状態を踏まえ予算に合わせて施術プランをオーダーメイド。
名古屋市緑区のホームドクターとして、がんの早期発見・早期治療、生活習慣病対策に注力します。