街の頼れるドクターたちvol.073
当院から近い武蔵野赤十字病院で初期研修をしたことが大きかったです。同院は各診療科での研修スケジュールを研修医が決めることで当時から有名でした。医師になることは決めていたものの、どの診療科に進むか悩んでいた私にとって、明るくて元気な先輩が多くて手術もできる、何より患者さまと二人三脚で治療に取り組める整形外科は理想的な環境でした。
医師になろうと決めた当初から、開業することは視野に入れていましたね。
勤務医時代は、それまで杖をつきながら歩いていた患者さまが手術後どんどん良くなっていくのが嬉しくて、人工関節置換術などの手術に熱心に取り組んでいました。そのまま勤務医として手術の経験を積み、さらに技量を向上させることも考えたのですが、患者さまとやり取りをする義父の姿を見て抱いた開業への憧れは変わらなかったので、その夢を叶えたかたちですね。
実は、当院から南側に向かうと整形外科の数がぐっと減ります。整形外科の患者さまは足腰などの痛みに悩まれていて、移動するにも思うように動けず苦労されている方が多いのです。
土地勘があることやこの場所が理想的な環境だったことに加えて、「体の痛みを抱えながら遠方に通院されているこのエリアの方々のお役に立てるのではないか」と考えたことも決め手になりました。開業後には、実際に「近所にクリニックができて通院しやすくなった」という患者さまからの声をいただいています。
阿部整形外科クリニック
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