街の頼れるドクターたちvol.068
もともと医師の道を志したのは、産婦人科医だった父の影響が大きいですね。「将来は医者になるでしょう」という雰囲気の中で育ったこともあり、自然と医師の道を歩んでいた感じです。大学卒業後、母校の大学病院で麻酔科医としてスタートしました。麻酔科を選んだのは、難易度の高いものも含めて多くの手技があり、やりがいを感じながら学ぶことができる分野であり、投与した薬の効果がダイレクトに出るため、自分の力を実感しやすいという点に魅力を感じたからです。これらは美容外科とも共通する部分といっていいかもしれません。
麻酔科に研修に来ていた美容外科の先生に誘われ、大手美容外科クリニックで仕事をするようになったのがきっかけです。大手美容外科クリニックでは2007年からの約14年間で10万件超の症例を担当。レアケースも含めて、美容外科のあらゆる診療を一通り経験することができました。美容外科は経験がモノをいう世界で、経験を積めば積むほど新たな発見が得られます。また、患者さまに安全かつ安心して手術を受けていただく上で、麻酔科での経験が非常に役立ちました。
大手美容外科クリニックに勤めていた頃は、患者さまとじっくりと会話する時間がなかなか取れませんでした。また、経験が浅いドクターでも簡単に行うことができる施術が増えたことで、自分のスタイルとのギャップを感じていたんですね。この点、現在は、雑談を交えながらカウンセリングを行うなど、患者さまとしっかりコミュニケーションを取ることができています。また、美容外科手術をご希望の患者さまにも数多くご来院いただいていますので、やりがいを持って治療に臨むことができています。開院して良かったなと思うのは、患者さまのうれしそうな様子を見ることができたときですね。
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