街の頼れるドクターたちvol.067
丹羽院長:患者さんにとって、現状の治療法の中からもっとも適したものを提案したいです。そのために、医療者自身が学び続けて、必要に思う新しい知見や治療を取り入れています。医療者がアップデートするということです。例えば、開院当初から自宅における療養を重視し訪問看護を行なっております。言語療法は2018年から始めました。心理士によるSSTや放課後デイサービスでは補えない言葉の悩みに一層対応したかったからです。
横山医師:話しやすい雰囲気を大事にしています。相手の困っている症状を理解することはもちろんですが、生まれ育った環境や現在の仕事や家庭などの背景も伺います。
丹羽院長:当院では小学生から50代ぐらいまでの患者さんが大半を占めています。名古屋駅から1駅というアクセスの良さもあり、愛知県はもちろん岐阜県・三重県など遠方からも通院いただいています。
郁子医師:こころと体、行動のお悩み、また、そのことで引き起こされる生活の困りごとを皆さん訴えられます。こころの悩みは、不安や憂うつな気持ち、イライラする、眠れない、など複数抱えていらっしゃる方が多いです。からだの悩みは、頭痛や腹痛などの体の不調、朝が起きられない、疲れやすいなど、自律神経失調症様のお悩みや感覚過敏の訴えがあります。また、行動の悩みは、ミスが多い、時間が守れない、忘れ物が多い、腹が立ってしまうなどがあります。結果として、仕事や学校生活、家庭生活に支障を来して来院されるケースがほとんどです。
横山医師:成人では、うつ病、不安障害、強迫性障害、不眠症など。また、成人患者さん、児童患者さんとも、発達障害やADHDなど発達のお悩みを訴えて来院される方が多いでしょうか。
都野田医師:治療の根本は、療養する家庭環境です。メンタルヘルスに精通した看護師・精神科作業療法士・精神保健福祉士など、訪問看護の専属スタッフが患者さんのご自宅にお伺いし、内服状況や生活状況を確認しています。
不登校の方や、社会への不安があり自宅での生活がメインになっている方の「生活リズムが整わない」「思うように動くことができない」などのお悩みに対して、看護師やスタッフが一緒にその方の生活のスタイルを整えていきます。
医療法人永朋会 名駅さこうメンタルクリニック
関連キーワード:
「目の前の患者様がずっと健康でいられる」ことを目指して、地域のかかりつけ医が予防医療を実践します。
東京恵比寿の美容クリニック。確かな技術力・経験値をもとに最先端の「たるみ・若返り治療」を提供します。
大人から子供まで相談できるクリニックです。TMS、心理療法、訪問看護、言語・作業療法などを実施。