うすだ内科クリニック 臼田 和弘 院長 | ドクターズインタビュー

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「たかが頭痛、されど頭痛」。
脳神経内科医による
二人三脚の治療

街の頼れるドクターたちvol.053

うすだ内科クリニック
  • 臼田 和弘 院長
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頭痛をきたす疾患は200タイプ超。患者さまとの「二人三脚」で治療に挑む

― 「たかが頭痛、されど頭痛」の意味について聞かせてください。

慢性的な頭痛にお悩みの人のなかには「単なる頭痛ですね」と診断されたことのある方も少なくないと思います。こうした診断が間違いというわけではありませんが、専門的な観点からすれば不十分といわざるを得ません。と申しますのは、一口に頭痛といっても、国際頭痛学会の「国際頭痛分類第3版」では200以上のタイプが分類されています。また、頭痛には大きく分けて、片頭痛や緊張型頭痛など、頭や体には頭痛の原因となる別の疾患がみられない「一次性頭痛」と、脳腫瘍や感染症など、別の疾患が原因で起こる「二次性頭痛」があるのですが、「単なる頭痛」と診断を下すことは、「二次性頭痛」を否定しているだけで、「一次性頭痛」のどの分類に当てはまるのか、その分析を放棄することにほかなりません。頭痛のタイプを見極め、正確な診断をもとに適切な治療を行わなければ、痛みをなくすことはできませんし、薬の使用過多によってさらなる頭痛を引き起こしてしまう可能性もある。やはり、「たかが頭痛、されど頭痛」なんですね。

― 頭痛の治療はどのように進めるのでしょうか。

基本的には急性期治療と予防療法の両輪で治療を進めます。非薬物療法も重要です。頭痛の程度や日常生活への影響度、服用した薬、月経、一日の出来事や状態などについて記録する「頭痛ダイアリー」、片頭痛の予防と緊張型頭痛の緩和のために考案された「頭痛体操」を活用しながら、粘り強く頭痛治療に取り組んでいます。

― 一般内科として生活習慣病の治療にも力を入れていると伺いました。

もとより脳神経内科の代表的な疾患である脳梗塞、脳出血などの脳血管障害は、生活習慣病と関わりが深いことが知られています。また、片頭痛は、高血圧、心疾患、脳血管障害、うつ病、喘息、アレルギー性疾患などと一緒に起こりやすいこともわかっている。その意味で、生活習慣の改善に向けた取り組みは、脳血管障害や頭痛の予防にもつながるのです。私のモットーは「二人三脚」です。患者さまお一人おひとりとしっかりとコミュニケーションをとって、信頼関係を構築しながら、病気の克服に向けて共に歩んでいきたいと思っています。

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「たかが頭痛、されど頭痛」。脳神経内科医による二人三脚の治療

うすだ内科クリニック

場所
東京都世田谷区松原2丁目29−1 ブランテラス松原201 MAP
電話
03-3323-7707
診察領域
内科、神経内科
専門医
神経内科専門医、頭痛専門医
専門外来
頭痛専門外来、物忘れ専門外来(認知症外来)、めまい専門外来

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