街の頼れるドクターたちvol.009
痔の治療と排便機能の改善を専門にする、1924年開院の松島病院(横浜市西区)が本院で、運営母体は医療法人恵仁会です。1987年には、胃と大腸の内視鏡検査を専門に行う松島クリニックを松島病院の近くで開院しました。松島クリニックが行う大腸内視鏡検査の数は年間2万件を超えており、これは日本の医療機関の中でトップクラスの数字です。2つの医療機関には神奈川だけでなく東京や千葉、埼玉からも患者さんが訪れており、前々から「もっと近くに病院があれば良いのに」とご要望をいただいていました。そこで、2018年2月に開院したのが当院。松島クリニックと同じ、高水準の胃と大腸の内視鏡検査を受けることができます。
はい。2010年から松島クリニックの副院長を務めていました。私は1998年に東邦大学医学部を卒業した後に大学の人事で2年間、松島クリニックに勤務、その後しばらく大学病院に勤めましたが2007年に再び松島クリニックに戻りました。私は消化器内科医として一貫して内視鏡を専門としており、検査数は年間で胃が約800件、大腸が約2000件。内視鏡専門医の中でもこれは多い数字と言えるでしょう。当院では現在、私と同等以上の腕を持つ土井健一副院長と私とがメインで検査を行っております。また、検査だけではなく大腸にポリープが見つかった場合も1.5㎝未満であればその場で切除できます。胃がんの主因であるピロリ菌の有無のチェックと除菌も行っています。
ええ。当院が目指すのは患者さんが「来て良かった」と思えるクリニックです。こうした目標を掲げているのは、大腸がんが早期発見で完治する病気だからです。罹患リスクが高まる40歳以上の人は2,3年に1度検査を受ければ大腸がんで亡くなる可能性を大幅に減らせます。それにも関わらず、現状では、がん死亡者のうち大腸がんでの死亡数は男性で3番目に多く、女性ではトップ(2016年、国立がん研究センター調べ)。つまり、多くの人が検査を受けていない、または一度受けたきりで定期的に受けるという習慣がないのです。内視鏡検査が「痛い」「つらい」という印象を抱かれていることに加え、40代、50代といえば働き盛りの忙しい年代ですから、検査のための時間が取れないという背景もあるでしょう。
医療法人恵仁会 松島クリニック汐留
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